患者さまへの3つのお約束

治療したはずの歯がまた虫歯になった、という経験をお持ちの方は実は多いのではないでしょうか。また、虫歯が出来ては治し、出来ては治しを繰り返している方も少なくはないと思います。こうしたことの原因の一つとしては、その場限りの虫歯治療、つまり、虫歯部分を削り詰め物をしたりするだけで、お口の中の環境が虫歯の出来やすいままになってしまっているということがあります。

当院では、患者さまに決して虫歯を繰り返させないよう、お口の中の環境改善も含めて治療と考えて取り組んでおります。また、患者さまの意識を高めていただくために、簡単な検査でお口の中の虫歯菌の状態を知っていただくなど様々な工夫をしています。

口内環境の改善は一朝一夕にいかないものではありますが、小さな医院だからこそ可能な、親密であたたかみあるサポートを心がけておりますので、患者さまと二人三脚、歯科衛生士も含め三人四脚で治療に取り組んでいくことができると考えております。

私は、患者さまご自身の天然の歯をできるだけ大切にしたいと考えています。ですので、事前に時間をかけて診断をし、患者さまの将来のお口の状態を予測した上で、削る量を必要最小限に抑えた治療を行っています。

また、とかく歯科治療は痛いと思われがちですが、現在では格段に痛みの少ない治療ができるようになりました。当院では、患者さま一人あたりに十分な診療時間を確保しておりますので、一つ一つの処置をゆとりを持って行えることが特徴です。このことのメリットは非常に大きく、たとえば、ゆっくりと時間をかけて慎重に麻酔をすると、驚くほど痛みがありません。また、必要時には静脈鎮静法（リラックス治療）を用いることも可能ですので、極度に歯科治療が苦手な方でも安心して治療していただくことができます。

大学病院では専門的な治療を受けられる一方で、専門ごとに担当が細分化されているために、専門横断的な治療を行う際に患者さまの治療の全体像がきちんと把握されていない場合があると感じていました。たとえば、虫歯や歯周病をお持ちの患者さまが、矯正治療ののちにインプラント治療を行う場合など、個々の治療領域に関し担当医が別々になってしまうため、どうしても治療の全体像の把握が難しくなります。
マ・メゾンではこの点を重視し、同じ歯科医師が一貫して一人の患者さまを担当いたします。必要に応じてインプラントや矯正などの専門医と協力しながら、5年先、10年先を見据えた治療を行い、よりよい口内環境にするためのサポートを行ってまいります。