5年先も10年先も、患者さまに寄り添い、
責任をもってお口の健康を守ります。

ご予約 03-5428-1192 受付9:30~19:00
ブログアイキャッチ画像


2016.09.18  インプラント~CT撮影の前に

インプラント治療において術前のCT検査は不可欠です。でもただCTを撮影するだけでは、インプラントの適用の可否を正確に診断することはできません。CT撮影の前に将来の歯の形態や咬み合わせのシミュレーションを入念に行っておく必要があります。
 
具体的には口の中の模型を製作して、
 
img_0 img_5
 
その模型上で将来の理想的な歯並びを再現して形態や咬み合わせの診断を行います。
 
img_6 img_7
 
そしてそれらに問題がなければ将来の歯の形が正確に反映されたレントゲン撮影用のテンプレートを製作し、シミュレーションされた将来の歯の外形が画像に写り込むように指標を付けておきます。
 
img_8 img_9
 
そのテンプレートを口の中に装着した状態で一般のレントゲンやCTを撮影すると、将来の歯の形態が画像上にも再現されるので、将来の歯に対するインプラントの埋める位置や方向、深さを正確に診断することができます。
 
img_10 img_1
 
img_2 img_3 img_4
 

CTやレントゲンの画像上に将来の歯の外形が正確に再現されていないと、インプラントの適用の可否はもちろんインプラントの埋入方針も正確に診断することはできません。とりあえずCTを撮影してみてインプラントができるかどうかを漠然と判断するのは危険です。

インプラント治療の目的は失った歯を取り戻すことであり、インプラントを骨の中に埋めることではないのですから。

 

ページの先頭へ