5年先も10年先も、患者さまに寄り添い、
責任をもってお口の健康を守ります。
歯の治療で痛みを感じないよう、治療前にまず麻酔の注射をするわけですが、
実際にはこの注射じたいが痛い、と感じられている方は多いかもしれませんね。
麻酔を痛くないように打つにもちょっとしたコツがあるのです。
表面麻酔とか電動麻酔器とか色々ありますが、
そういう道具を使うだけでは、麻酔時の痛みをなくすことはできません。
大切なのは、麻酔の注射をするときに、まず粘膜部分に入れること。
そのためには患者さまのお口の中を少し引っ張らせていただく必要があります。
患者さまが緊張されていると、それはできませんから、
患者さまがリラックスされているかどうか、ちゃんと注意していなければなりませんね。
そして、次に大切なのは、
麻酔液が粘膜部分に入ったら、麻酔が効き始めるまで待つこと。
麻酔が効いてきてから、さらに深い部分、
本当に麻酔が効いてほしいところまで針を入れていきます。
(麻酔が効く前に、針が深く入ってしまうと飛び上がるほど痛いのです…)
当院では、電動麻酔器を使っていますので非常にゆっくりと麻酔液が入るため、
この段階ではほとんど痛みや違和感を持たれることはないと思います。
この後で、麻酔が効いているのを確認して、いよいよ治療に入っていきます。